日立システムズは2023年2月17日、SIサービス「クラウドDB スターターパック for Oracle Cloud」を提供開始した。オンプレミス環境などで稼働しているOracle Databaseを、IaaSのOracle Cloud Infrastructure(OCI)上に移行(リフト&シフト)する。移行後の運用支援も含む。需要が高いクラウド構成パターンをメニュー化したことで、個別対応で移行する場合よりも短期間で移行できるとしている。
日立システムズの「クラウドDB スターターパック for Oracle Cloud」は、オンプレミス環境などで稼働しているOracle Databaseを、IaaSのOracle Cloud Infrastructure(OCI)上に移行(リフト&シフト)するSIサービスである。移行後の運用支援も含む。
特徴は、需要が高いクラウド構成パターンとサポート内容をメニュー化していること。個別対応で移行する場合よりも、短期間かつ低価格で移行できるとしている(図1)。
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メニューごとに価格を設定しているため、ユーザーは要望に合うシステム構成メニューを選択した時点で導入費用を確認できる。日立システムズによると、最短10営業日でOracle Databaseのリフト&シフトが完了するという。
移行後の技術支援をチケット制で提供する。リソースの追加、変更、リストアなどの運用業務に加えて、OCIに関するQ&A対応なども提供する。
「IT機器の調達・運用・保守コストを削減する手段としてクラウドを利用する需要が高まっている。OCIは、Oracle Databaseをオンプレミスで利用しているユーザーにとっては親和性が高く、コスト面と性能面でメリットがある」(日立システムズ)