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ぷらっとホーム、Syslogサーバーアプライアンス「EasyBlocks Network Reporter」、ヤマハRTXのログ管理が可能

2023年2月21日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ぷらっとホームは2023年2月15日、Syslogサーバーアプライアンス「EasyBlocks Network Reporter」を発表した。特徴は、汎用のSyslogサーバー機能やSNMP Trap受信機能に加えて、ヤマハ製ルーター「RTXシリーズ」専用のログ可視化/レポート機能を備えること。同年3月1日に出荷する。SCSKと販売店契約を結び、SCSKも同日より販売する。

 ぷらっとホームの「EasyBlocks Network Reporter」(写真1)は、ログを集中管理するためのSyslogサーバーアプライアンスである。サーバーやネットワーク機器が出力するログをSyslogプロトコルを使ってネットワーク経由で収集・蓄積し、Web GUI画面で可視化する。日時、ホスト名、Syslogの項目名/優先度、メッセージ文字列などの条件に合致したログを抽出するフィルタリング機能も備える。

写真1:「EasyBlocks Network Reporter」の外観(出典:ぷらっとホーム)
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 特徴は、汎用のSyslogサーバー機能やSNMP Trap受信機能に加えて、ヤマハ製ルーター「RTXシリーズ」(RTX830/1200/1210/1220/1300)専用のログ可視化/レポート機能を備えること。RTXシリーズの利用状況をWeb画面に表示するほか、日次レポートを指定のメールアドレスあてに送信できる。ルーターのCPU/メモリー使用率やトラフィック量などが分かるので、ネットワークが正常に稼働しているか、トラブルの予兆がないかなどを確認可能である(画面1)。

画面1:ヤマハ製ルーター「RTXシリーズ」の稼働状況をまとめた日次レポート画面(出典:ぷらっとホーム)

 Syslog経由で収集したログは、本体内蔵ストレージ(120GB/240GB/480GB/1TBの4種類から選択)に保存する。収集したログは、本体内蔵のWeb画面で閲覧できる(画面2)。ヤマハのRTXシリーズ専用のフィルタリングルールも搭載している。

画面2:収集したログをフィルタリングして閲覧するためのWeb画面(出典:ぷらっとホーム)
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 ハードウェアは1Uハーフサイズのコンパクトな筐体(幅194×奥行177×高さ42mm〈ゴム足含まず〉、重さ約1160g)で、ぷらっとホームのマイクロサーバー「OpenBlocksシリーズ」をベースとしている。冷却ファンなどの回転部品を廃した故障しにくい設計となっている。

 VPNが利用できない環境でも社外からEasyBlocksにリモートアクセスして操作可能な「AirManage 2」の1年間利用権が付属する。インターネット上のAirManageサーバーとHTTPSトンネルを介して接続し、設定変更が可能である。

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