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日立システムズ、AI予測のアウトソーシング「AI活用 データ分析代行サービス」を開始

データを預かってDataRobotで予測モデルを構築し、結果を提供

2023年3月2日(木)IT Leaders編集部

日立システムズは2023年2月27日、「AI活用 データ分析代行サービス」を提供開始した。日立システムズがユーザーのデータを預かり、「DataRobot」を用いてAI予測モデルを構築し、予測結果を提供するアウトソーシング型のSIサービスである。ユーザーは、DataRobotのライセンス購入前の評価用途にも活用できる。

 日立システムズの「AI活用 データ分析代行サービス」は、日立システムズがユーザーのデータを預かってAI予測モデルを構築し、予測結果を提供するアウトソーシング型のSIサービスである。予測結果を提供した後も、予測の精度を確認しながらAI予測モデルの運用・監視を行う(図1)。

 AIモデルの構築に、DataRobot Japanの「DataRobot」を採用し、ユーザーは、DataRobotのライセンス購入前の評価用途にも活用できる。日立システムズは2020年9月からDataRobotを販売しており、蓄積されたノウハウを生かしてサービスを提供する。

図1:「AI活用 データ分析代行サービス」の概要(出典:日立システムズ)
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 ライセンス導入費用を抑えてAI予測結果を評価でき、1部署や1テーマなど、AIをスモールスタートで導入できることをアピールしている。例えば、基幹システムであれば、受注・販売・在庫データを活用した需要予測や営業ターゲティングモデル、生産管理データを活用した不良品検知や設備異常検知モデル、労務管理データを活用した採用・休職・退職予測モデルなどに利用可能である。

 AI予測モデルの構築で、日立システムズは最初に、ユーザーが改善・効率化を図りたい業務の内容や、何を予測したいのかをユーザーから聞き出す。ユーザーの作業は、予測に使うデータを準備のみである。

 日立システムズは、ユーザー企業においてAIの活用が進んでいない理由として、「経営層がAIを学ぶ場がない/AI開発を行う投資の余力がない/データが不足している/データの活用方法が分からない/AI人材が不足している」を挙げ、そうしたユーザーの導入・活用を支援するとしている。

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日立システムズ / DataRobot / ITアウトソーシング / SI

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