[新製品・サービス]
SAPジャパン、米Tricentisの「ソフトウェア継続的テスト実行・自動化」ツールを提供
SHIFTがソフトウェアテストの導入・運用を支援
2023年3月2日(木)日川 佳三（IT Leaders編集部）
SAPジャパンは2023年3月2日、ソフトウェアテストツール「SAP Enterprise Continuous Testing by Tricentis」（継続的テスト実行・自動化）を発表した。ソフトウェアの開発から運用にかけて、継続的なテストを自動で実行する。ソフトウェアテストツールベンダーの米トライセンティス（Tricentis）と、ソフトウェアテストの導入・運用支援を行うSHIFTとの協業の下で提供を開始する。
SAPジャパンの「SAP Enterprise Continuous Testing by Tricentis」（継続的テスト実行・自動化）は、ソフトウェアの開発から運用にかけて、継続的なテストを自動で実行するツールである。米トライセンティス（Tricentis）が開発したソフトウェアテストツールのOEMとして提供する（画面1）。
画面1：SAP Enterprise Continuous Testing by Tricentisのリスクベーステスト画面例（出典：独SAP）拡大画像表示
SIベンダーのSHIFTが、同製品の導入と運用を支援する。PoC（概念検証）、アセスメント、テスト計画の策定、CI/CD（継続的インテグレーション／継続的デリバリ）環境などテストを自動化する環境の構築、SAPコンサルタントではない担当者が携わる手動テストの設計、手動・自動テスト含めた運用保守などを支援する。
SAPジャパンは今後、トライセンティスの別のソフトウェアテスト製品「SAP Change Impact Analysis by Tricentis」（バージョンアップに伴う影響調査分析）や「SAP Enterprise Performance Testing by Tricentis」（性能テスト）などを提供する予定。
