[新製品・サービス]

BIPROGY、システム開発の内製化を伴走型で支援する「AlesInfiny Modernization/Agile」

2023年3月27日(月)IT Leaders編集部

BIPROGYは2023年3月24日、システム開発内製化支援サービス「AlesInfiny Modernization/Agile」を発表した。アプリケーション開発と運用の内製化を伴走型で支援するSIサービスである。同社の受託開発事業とSaaS型サービス事業で培ったノウハウや人材を組み合わせた統合サービス「AlesInfiny」のラインアップとして追加した。

 BIPROGYの「AlesInfiny」は、受託開発事業とSaaS型サービス事業で培ったノウハウや人材を組み合わせた統合サービスである。ユーザーのニーズに合わせて、最適なアーキテクチャ/プロセス/サービスメニューを組み合わせることで、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。

図1:AlesInfinyの全体構成(出典:BIPROGY)
拡大画像表示

 今回、AlesInfinyの商品体系を再編成し、伴走型サービスを追加した(図1)。具体的には、情報システム部門向けに、既存システムの最新化と周辺開発を伴走する「Modernization」と、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進部門向けにデジタル技術を活用したビジネス展開を伴走する「Agile」の2つのラインアップを用意した。同社のアーキテクトが、業務の分析、改善検討、教育・トレーニングなどを実施し、内製化の実現を支援する。

 Modernizationは、老朽化した既存システムの全面刷新におけるリスクを抑えるために、既存IT資産の活用と適材適所の刷新を行う戦略・方針を提案する。戦略・方針の策定や、刷新に向けたクラウドリフト/シフトを推進するプロジェクトの立ち上げを伴走して支援する。さらに、ローコード開発の支援、マイクロサービス/API化の支援などを組み合わせて提供する。

 Agileは、ニーズの変化に対応し、デジタル技術を活用したビジネス展開をするために、柔軟性・俊敏性のあるプロセスで、プロダクトの価値向上を支援する。状況に合わせて、UXデザイン、モバイルアプリケーション開発、アジャイル開発などのシステム構築サービスを提供するとともに、ITスペシャリストが伴走して支援する。

 ModernizationとAgileに共通するサービスとして、内製化の計画を立てる。ユーザーの状況を整理し、メリット/デメリットを分析し、計画や実施方法を検討する。内製化に必要なモダンITの知識やスキルを習得するための教育/トレーニングも提供する。さらに、最新のデジタル技術を活用できるように、課題解決に向けたデジタル技術の活用と実現可能性の検討を支援する。

 「近年様々な市場で、先進的なデジタル技術を取り入れたビジネスによって、デジタルディスラプション(ビジネスの破壊的変革と再構築)が発生している。業界をリードしていた企業でも将来的にシェアを奪われる可能性があり、DX推進による備えが求められる」(BIPROGY)

 「また、消費者ニーズの変化を敏感に察知し、データとIT技術を駆使して柔軟かつ迅速に新サービスを提供するために、内製化の必要性を感じている企業が増えている。しかし、多くの企業でDX推進部門に必要なモダンITスキルを持つ人材が不足していたり、情報システム部門で老朽化した既存IT資産の維持・刷新に多くのコストを要していたりして、自社だけでの対応は困難な状況が少なくない」(同社)。

関連キーワード

BIPROGY / 内製化 / ローコード / SI

関連記事

トピックス

[Sponsored]

BIPROGY、システム開発の内製化を伴走型で支援する「AlesInfiny Modernization/Agile」BIPROGYは2023年3月24日、システム開発内製化支援サービス「AlesInfiny Modernization/Agile」を発表した。アプリケーション開発と運用の内製化を伴走型で支援するSIサービスである。同社の受託開発事業とSaaS型サービス事業で培ったノウハウや人材を組み合わせた統合サービス「AlesInfiny」のラインアップとして追加した。

PAGE TOP