米メイブル(mabl)の日本法人、mabl(本社:東京都中央区)は2023年5月10日、SaaS型のソフトウェアテストツール「mabl」を強化し、新たに負荷テスト機能(性能テスト機能)を追加したと発表した。これにより、機能テスト(UIやAPI)と負荷テストを、単一の基盤でカバーできるようになった。機能テストのスクリプトを用いてアプリケーションの性能を継続的に検証可能である。
mablの「mabl」は、SaaS型のソフトウェアテストツールである。ソフトウェアが期待通りに動作するかどうかの機能テストを行える。UI(ユーザーインタフェース)を操作した際の挙動やAPIを利用した際の挙動をテスト可能である。今回、機能テストに加えて負荷テスト(パフォーマンス/性能テスト)の機能を追加した。
特徴は、負荷テストのシナリオ(テストスクリプト)として、既存の機能テストツールで作成したテストスクリプトをそのまま使えること。これにより、負荷テストのために一からテストスクリプトを作成する必要がない。
設定は容易で、テストに利用するデータの追加、同時実行ユーザー数の設定、テストの判定基準(応答時間、HTTPエラー率など)の設定などが簡単に行えるとしている。
主なユースケースを挙げている。その1つは、同時アクセスユーザー数など想定した負荷の下で、アプリケーションの応答時間や処理能力、エラー率などを測定する作業である。また、アプリケーションが通常の能力を超える高負荷を処理する能力に焦点を当てたストレステストも行える。性能の低下や障害が発生し始める限界点を特定可能である。
ほかにも、アプリケーションに長時間持続的な負荷を与えて、メモリー不足やリソースの枯渇など時間経過と共に発生する可能性のある性能低下や問題を特定することができる。
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