アシストは2023年5月11日、AWS利用料アドバイスサービス「AWSコスト最適化アドバイザリー支援」を開始した。ユーザー企業における現在のAWS利用料の妥当性を診断し、コスト削減策を提示するサービスである。価格は、要問い合わせ(システム規模により異なる)。
アシストの「AWSコスト最適化アドバイザリー支援」は、AWSの利用料を削減するためのアドバイスを提供するサービスである。ユーザー企業における現在のAWS利用料の妥当性を診断し、コスト削減策を提示する(図1)。
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サービスではまず、現在のコスト、割引適用状況、各リソース稼働状況を、ヒアリングを含めて診断する。診断結果をもとに「最適化アドバイスレポート」を作成し、想定するコスト削減額を提示する。事前の打ち合わせからレポート提供および報告会まで、トータル工数として1カ月を予定する。
「最適化アドバイスレポート」からは、コストを削減するアドバイスを得られる。リザーブドインスタンスやSavings Plans(継続利用による割引)などの具体的な割引方法を提示するほか、オーバースペックなリソースや不要なリソース/サービスの削除/見直しを提案する。
「最適化アドバイスレポート」に含まれる内容は、以下の通り。
- コストの削減額、削減率
- リザーブドインスタンスやSavings Plansに関する購入アドバイス
- インスタンスサイズ適正化アドバイス
- インスタンス稼働時間見直しアドバイス
- 不要リソース削除アドバイス
「AWSの活用が進む中、AWSのコストを把握して適切に使う需要が高まっている。コストを増やす要因として、円安によるコスト変動、AWS自体の利用範囲拡大に伴うコスト増加、部門の個別契約による非効率な運用やコスト増加、200超のサービスの複雑な料金体系などがある」(アシスト)