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マンション計画修繕施工協会、技術試験の受付管理システムをローコードで開発、2.5人分の事務工数を削減

2023年5月23日(火)IT Leaders編集部

一般社団法人マンション計画修繕施工協会(MKS、事務局本部:東京都港区)は、「マンション改修施工管理技術試験」の受付管理システムをローコードで構築した。システム化によって、試験実施時の事務工数が2.5人分減った。ローコード開発ツール「SPIRAL ver.1」を提供するパイプドビッツが2023年5月22日に発表した。

 マンション計画修繕施工協会(MKS)は、「マンション改修施工管理技術試験」の受付管理システムをローコード開発で構築した。システム化によって、試験実施時の事務工数が2.5人分減った(図1)。パイプドビッツのローコード開発ツール「SPIRAL ver.1」を採用した。

図1:「マンション改修施工管理技術試験」の受付管理システムを導入したことによる効果(出典:パイプドビッツ)
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 MKSの事業の1つに、年に1度実施する「マンション改修施工管理技術試験」がある。毎年100人程度が受験する。MKSは、受験者の申込受付の管理や合格者への登録証の交付、登録有効期限のタイミングでの更新手続を行っている。

 従来は、試験を運営するにあたり、書類の記入作業や郵送作業が多く発生していたほか、や有資格者のデータをExcelで管理する手間がかかっていた。初年度の資格保有者が登録証を更新する2022年に試験運営のシステム化を検討し、ローコード開発ツールを基盤にしたシステムを構築した。

 ローコードで構築したシステムは、受験者の申込受付、合格者の登録申請・情報変更・更新手続・再発行手続をWebで完結可能である。試験運営の一連の流れをWebで行えるようになったことで、書類の記入や郵送の手間が大きく減った。事務局と受験者の利便性がともに向上した。

 受験者の情報管理も、Excelからデータベース管理に移行したことで、事務局の業務全体が効率化した。事務工数が2.5人分減ったほか、印刷費と郵送費も減った。

 また、合格者用マイページでの登録証の更新通知表示や、リマインドメール配信の機能も取り入れ、各人のステータスに応じた適切なフォローが可能になった。受験者や合格者は、必要な操作案内を受け、混乱せず、漏れなく自身がすべき手続きを行えるようになった。

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