BIPROGYは2023年9月4日、SIサービス「RinzaInsight(リンザインサイト)」と人材育成支援サービス「RinzaAcademy(リンザアカデミー)」を提供開始した。前者はデータ分析を支援するSIサービスで、後者は、データサイエンティストの育成を支援する人材育成サービスである。全社横断のデータ活用プロジェクトを推進するIT部門などを対象に提供する。
BIPROGYは、企業のデータ分析を支援する2つのサービスを同時に提供する。「RinzaInsight(リンザインサイト)」は、IT部門などを対象にデータ分析を支援するSIサービスである。「RinzaAcademy(リンザアカデミー)」は、データサイエンティストの育成を支援する人材育成サービスである(図1)。
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両サービスにより、データ活用の計画から導入、定着までを人材育成面も含めてトータルで支援する。フェーズごとにメニューを体系化してユーザーによる自律的な業務適用を支援するほか、BIPROGYのデータサイエンティストが伴走することで「PoCで終わらないデータ活用を支援する」としている。
RinzaInsightでは、BIPROGYのデータサイエンティストがユーザーのデータを分析し、課題の発見や因果関係の明確化を行う。データ分析のテーマ設定から分析実行、分析結果の業務適用まで支援する。
RinzaAcademyでは、データ活用プロジェクトを遂行可能なスキルを持つ実践的なデータサイエンティストの育成を支援する。目標とするスキルセットや育成計画のカリキュラムを設計し、集合研修やeラーニングを提供する。
「多くの企業が蓄積データの活用に取り組んでいる一方、PoCから先に進まない課題に直面している。データ分析とデータサイエンティスト育成を同時に実施することで、持続可能なデータドリブン組織の実現を支援する」(BIPROGY)