NTTデータ・スマートソーシングは2023年12月18日、経理業務支援サービス「データ照合自動化サービス」を発表した。経費精算に必要な領収書などの証憑画像をOCR(光学文字認識)で読み取ったデータと申請者が経理システムに入力したデータを照合する。OCRに、ファーストアカウンティングの経理業務向けAI-OCRソフトウェア「Robota」を利用する。
NTTデータ・スマートソーシングの「データ照合自動化サービス」は、経理業務支援サービスである。経費精算で提出する領収書などの証憑画像をOCR(光学文字認識)で読み取ったデータと申請者が経理システムに入力したデータを照合し、データが正しいかをチェックする。また、請求書の処理時に、読み取りデータを元に取引先マスターの突合処理や確認検算を行う(図1)。
図1:経理システムのデータ照合を自動化するサービスの概要(NTTデータ・スマートソーシング、ファーストアカウンティング)拡大画像表示
「多くの社員が関わる経費精算業務ではミスや不正が起こりやすい。経理部門ではチェックに時間がかかるが、人の目だけで行う照合では精度に限界がある」(同社)問題に対処するとしている。
企業それぞれの業務フローから、NTTデータ・スマートソーシングがRPAプロセスを設計したうえで提供する。照合の結果ミスがあれば差し戻し・修正、後続の承認者コメントをつけてアラートを送信するなどの作業を自動で行い、二重申請などの不正を検知する。
OCRに、ファーストアカウンティングの経理業務向けAI-OCRソフトウェア「Robota」を利用する。経理業務で使う証憑書類の形式を事前に学習済みで、帳票形式の定義を行うことなく項目の値を読み取れる。
NTTデータ・スマートソーシング / 経理 / AI-OCR / 画像解析 / Robota / ファーストアカウンティング
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