伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2023年12月25日、「Modern Data Stack設計構築支援サービス」の提供を開始した。データ活用基盤を内製で構築するためのローコード/ノーコード開発ツールをパッケージ化して提供する。販売目標は3年間で30社。
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の「Modern Data Stack設計構築支援サービス」は、データ活用基盤を内製で構築するためのローコード/ノーコード開発ツールのパッケージである。データ活用環境の構築を支援するSIサービス「D-Native」の新メニューとして提供する(図1、関連記事:CTC、データ活用基盤の構築を支援する「D-Native」、収集・加工・蓄積・運用をカバー)。
図1:Modern Data Stack設計構築支援サービスの適用範囲(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)
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データの整備、準備、分析までの一連のプロセス(データパイプライン)をカバーする。高い専門知識や開発工数が必要になる集信・加工、統合管理などの処理を簡素化する。
集信・加工作業における、フォーマットが異なるデータ形式の統一や、大容量データの分散処理なども専門知識なしに実行できるという。統合管理作業では、各処理の依存関係や実行状態を判断しながら処理を制御する。これらのチューニングや処理に関する設定は、Webブラウザ上で視覚的に行える。