[事例ニュース]

建設現場における資機材の位置情報をBluetooth端末で管理─安藤ハザマ

Arch、MAMORIOと共同で実証実験

2024年7月19日(金)IT Leaders編集部

安藤ハザマ(本社:東京都港区)は2024年7月18日、建設現場における機材や資材の位置情報をBluetooth端末で管理する実証試験を行うと発表した。建設機械管理サービスを提供するArch、位置情報検出端末を提供するMAMORIOと共同で実施する。資機材を探す時間を減らして紛失や調達の重複などを防ぐ。

 安藤ハザマは、建設現場における機材や資材の位置情報をBluetooth端末で管理する実証試験を行う。建設機械管理サービスを提供するArch、位置情報検出端末を提供するMAMORIOと共同で実施する。資機材の所在を管理することで、資機材を探す時間を削減し、資機材の紛失を無くし、重複注文を防止する(画面1)。

画面1:建設現場の資機材の位置情報をBluetooth通信端末で管理するシステムの画面(出典:安藤ハザマ)
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 安藤ハザマによると。建設現場における各種の資機材のほとんどがレンタル品で、1つの工事現場で数千点を超えるケースもあるという。これらの資機材は、現場監督の経験や勘を頼りに紙の帳票で管理されておる、資機材を探す時間や紛失などから生産性低下やコスト増を招いていたという。

 実証試験では、安藤ハザマの実証フィールド(土木・建築現場)において、Archの建設機械管理サービス「Archレンタルプラットフォーム」が管理する資機材在庫情報と、MAMORIOの位置情報検出端末「MAMORIO Biz Plus for 現場」を連携させる。

 Archレンタルプラットフォームは、建機レンタル品の見積・発注・在庫管理をデジタル化するクラウドサービスである。建設会社と建機レンタル会社の双方で業務を効率化する。

 MAMORIO Biz Plus for現場は、建設現場の資機材にBluetooth対応の端末を取り付け、専用アプリをインストールしたスマートフォンの位置情報機能と連携して場所を確認するシステムである。

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