[新製品・サービス]
アシスト、OCIサポートサービスの対象に「Oracle Cloud VMware Solution」を追加
2024年9月2日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)
アシストは2024年9月2日、Oracle Cloud/Oracle Databaseサポートサービス「アシストクラウドマネージドサービス(ACMS)」の対象に、OCI上のVMware環境「Oracle Cloud VMware Solution」を追加した。ACMSの料金は要問い合わせ。
アシストの「アシストクラウドマネージドサービス(ACMS)」は、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)と、OCI上で動作するOracle Databaseを対象に、24時間365日体制のサポートを提供するマネージドサービスである(図1、関連記事:アシスト、OCl上のOracle Databaseを24時間365日サポートするサービス)。
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基本サービスとして、問い合わせ対応、システム障害発生時の対応支援(問題の切り分けと原因調査、回避策の提示、復旧方法の調査など)、ベンダーへのエスカレーション、稼働状況のレビュー、請求管理などを提供する。
今回、ACMSのサポート対象に、OCI上のVMware環境「Oracle Cloud VMware Solution」を追加した。OCIのベアメタルサーバー上でVMware仮想化ミドルウェアの利用環境を提供するサービスである(関連記事:日本オラクル、Oracle Cloud上でVMware環境を提供する「Oracle Cloud VMware Solution」を開始)。
オンプレミスのVMware環境と同等の環境をOCI上で利用できるので、オンプレミスからOCIへのシステムの移行などが容易である。VMwareユーザーは、既存のソフトウェア、スキルセット、ツールをそのままOCI上で活用できる。
アシストはACMSにおいて、Oracle DatabaseとVMware環境を含め、OCIに関する問い合わせ窓口を一元化してサポートを提供する。問い合わせに対して、製品の観点で切り分け、必要に応じてクラウドベンダーにエスカレーションしたうえで総合的な回答を案内する。その際、電話/メール/Webなどチャネルを問わず、全時間帯で日本語で対応する。