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パナソニックIS、Oracle Exadataをマネージドクラウドで提供、バックアップ・監視などの運用を代行

2024年9月17日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)は2024年9月17日、日本オラクルのデータベースサーバー専用機「Oracle Exadata」のマネージド型クラウドサービスを提供開始した。エクイニクスの東京データセンターに設置したExadataを、パナソニックISがユーザー企業に代わって運用し、クラウドサービスとして提供する。

 パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)は、日本オラクルのデータベースサーバー専用機「Oracle Exadata」のマネージド型クラウドサービスを提供開始した。エクイニクスの東京データセンターに設置した「Oracle Exadata Cloud@Customer」を、パナソニックISがユーザー企業に代わって運用し、クラウドサービスとして提供する。

 データベースサーバーの非機能要件(可用性、性能、セキュリティなど)を中心に、保守運用全般をパナソニックISが請け負う。パナソニックグループで運用ノウハウを蓄積したエンジニアが、ユーザーの環境に合わせてバックアップ、セキュリティ設定、監視、チューニング(SQLの改善、インデックス提案)などを施す。

 パナソニックISは2011年頃から、パナソニックグループ各社で利用する社内システムのデータベース基盤としてExadataを利用してきた。グループ内のExadataの台数は25台、データベース数は2000超に上る。これらの運用で培ったスキル・ノウハウを外販する。

 保守時間やスペックなどを選択可能なユーザー専用環境「専有モデル」(最低利用期間:48カ月)と、低コストで利用可能な「共有モデル」(同:1カ月)を用意している。料金は、専有モデルが月額約550万円から、共有モデルが月額約60万円から(図1)。

図1:パナソニックISが提供する、Oracle Exadata運用サービスの提供モデル(出典:パナソニック インフォメーションシステムズ)
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 第1号ユーザーは、中古車情報サイト「グーネット」を運営するプロトコーポレーション(本社:愛知県名古屋市)。バッチ/オンライン処理性能が最大で5.3倍に向上し、アクセス数のバッチ集計時間が8時間から1.5時間に短縮されるなどの効果を得ているという。

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