東芝テックは2024年10月7日、配送管理クラウドサービス新版「Logi-Reco V3.0」を提供開始した。什器に付けた2次元コード（QRコード）をスマートフォンでスキャンすることにより、車両への荷物の荷積み/荷降ろしが完了する。クラウド上では、配送状況を確認可能である。新版では、RFIDで荷物を管理する機能を追加した。価格はオープン。
東芝テックの「Logi-Reco」は、クラウド型の配送管理ソフトウェアである。什器に付けた2次元コード（QRコード）をスマートフォンでスキャンすることにより、車両への荷物の荷積み/荷降ろしが完了する。クラウド上では、荷物の配送状況をリアルタイムに追跡可能である（図1）。
図1：クラウド型の配送管理ソフトウェア「Logi-Reco」の概要（出典：東芝テック） 新版のV3.0では、QRコードに加えて、RFIDで荷物を管理する機能を追加した。同社のRFIDハンドリーダー「UF-3000」と連携し、タグを読み取ることで、配送する荷物の情報を管理できるようにした。ドライバーが手動で読み取る方法だけでなく、トラックの荷台などにRFIDリーダーを取り付けて読み取る運用も可能である。
新版ではまた、ドライバーの運転以外の付帯業務に関わる作業時間や休憩時間を記録して管理できるようにした。ドライバー業務の実態を把握しやすくした。
