[事例ニュース]
住宅メーカーのアイダ設計、iPaaS導入でレガシーシステムとSaaSの連携を内製化
2024年10月22日(火)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)
アイダ設計(本社:埼玉県上尾市)は、レガシーシステムとSaaSを連携させる仕組みを内製化した。クラウド型データ連携ツール/iPaaSの「Workato」を導入して、複数のシステムを連携させ、これらシステムにまたがった業務フローを自動化している。Workatoを国内販売するリックソフトが2024年10月22日に発表した。
アイダ設計は、土地の仕入れから設計・施工・アフターサービスまで自社一貫で行う住宅メーカーである。近年、ノーコード開発ツール「SmartDB」などSaaS型の開発ツールやアプリケーションを導入し、書類業務の電子化や業務の効率化を進めている。
こうしたクラウド活用の一方、同社には40年以上の歴史があり、オンプレミス環境でレガシーシステムが稼働している。このレガシーシステムとSaaSとのシステム連携に課題を抱えていた。「SaaSを新規導入した際、レガシーシステムの連携プログラムを外部ベンダーに開発してもらっていた。SaaSに仕様変更があった場合も同様に修正を依頼していたが、つど開発コストと時間がかかり、現場のニーズに迅速に応えられないでいた」という。
そこで、データ連携の仕組みを内製化するシステム基盤として、リックソフトが国内販売する米Workato日本法人のクラウド型データ連携ツール/iPaaS「Workato(ワーカート)」を導入した。Workatoは、オンプレミスを含む1000種類以上のアプリケーションをAPIベースで連携させ、社内外の組織を横断した業務プロセスやワークフローを自動化する(関連記事:iPaaS「Workato」が日本法人設立、複数システム連携による自動化ワークフローをGUIで作成)。
アイダ設計はWorkatoを活用して、レガシーシステムを含む複数のシステム/SaaSを連携させ、これらにまたがった業務フローを自動化。外部ベンダーに頼まなくても現場のニーズに応えられるようになった。
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