アプリケーション開発の機能テストツール「Autify」を提供するオーティファイは2024年10月24日、「AIを活用したソフトウェア開発ツール カオスマップ」を公開した。2024年10月時点でソフトウェア開発領域で存在感を示しているAIツールを分類し、カオスマップとしてまとめている。
アプリケーション開発の機能テストツール「Autify」を提供するオーティファイは、同社が作成した「AIを活用したソフトウェア開発ツール カオスマップ」を公開した。2024年10月時点でソフトウェア開発領域で存在感を示しているAIツールを分類し、カオスマップとしてまとめている(図1)。
図1:AIを活用したソフトウェア開発ツール カオスマップ(出典:オーティファイ)拡大画像表示
カオスマップでは、AIを活用しているソフトウェア開発支援ツールをDevOpsサイクルの概念に沿って6項目に分類している。
- Planning(プランニング:計画) 11製品
- Coding(コーディング) 13製品
- Test(テスト)12製品
- Release/Deploy(リリース/デプロイ)11製品
- Monitor(モニター:監視) 10製品
- Operate(オペレート:運用)7製品
オーティファイは、これらのうちコーディング領域が、生成AIを最も活用している領域だと説明。「GitHub Copilotのように開発者を助ける同伴者として働くもの、Devinのように開発者の要求からアプリケーションを自動生成するものなど、さまざまな活用がなされている」(同社)という。
オーティファイ自身が製品・サービスを提供するテスト領域においては、テスト実行の自動化を始め、テスト計画、テスト設計など広範にわたってAIを利用する動きが出ているという。
「特に、テスト設計のようなタスクは非定型的な要求や仕様などを分析する側面が強く、これまでは人の手でなければ難しかったが、生成AIの登場によって自動化しやすくなった」(オーティファイ)。同社の機能テストツール「Autify」は、生成AI/大規模言語モデル(LLM)がテストシナリオの作成を補助・支援する機能などを備えている(関連記事:機能テストツール「Autify」にテストシナリオ作成補助機能を追加、ChatGPTが次の操作を提案)。
加えて、テスト領域では、LLMの進展によって、オープンソースソフトウェア(OSS)のテストツールにAIを簡単に組み込めるようになったという。オーティファイは例として、エンドユーザー視点で動作が想定どおりかをテストする「CodeceptJS」に備わる、LLMを活用した自己修復機能を挙げている。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



