三井情報(MKI)は2024年10月25日、ServiceNowの運用保守サービスを同年10月に開始したと発表した。ServiceNow ITSM/CSM/ITOM/SecOpsの4製品を対象に、サポート内容を網羅した3プラン(Simple、Basic、Premium)を提供する。運用中の問い合わせ対応やServiceNowの効果を引き出すカスタマイズの相談などに応えるとしている。
三井情報(MKI)は、ServiceNow ITSM/CSM/ITOM/SecOpsの4製品を対象とした運用保守サービスとして、問い合わせ対応や設定変更などの保守サポートと、ServiceNowのバージョンアップ対応など、ユーザーが必要とするサポート内容を網羅した3プラン(Simple、Basic、Premium)を提供する(表1)。
ServiceNowの採用検討から導入、運用・保守、活用までを支援する。同社のコンサルタントがユーザー企業と共に業務棚卸し、課題整理を行って活用方法を提案し、導入・活用のロードマップを作成する。
(1)検討フェーズ:ユーザーとServiceNowの導入・機能追加によって目指すゴールを共有し、達成に向けたロードマップ作成を支援する。課題整理、導入目的の明確化、PoC(概念実証)などを支援する。
(2)導入・機能追加フェーズ:ユーザーの状況に合わせた導入作業を進め、導入後の機能追加にも対応する。ServiceNow ITSM(ITサービス管理)のテンプレート「easy」シリーズを活用し、最短3カ月の短期導入も可能である。
(3)運用・保守フェーズ:教育支援や各種QAサポートなど導入後のフォローアップを行う。バージョンアップについてはQA対応から影響調査まで、要望に応じて対応する。要望に応じてその作業の代行も行う。
(4)活用フェーズ:新機能の紹介や利用に関するディスカッションなどを通じて導入後の有効活用を支援する。また、SaaS連携(Box、Teams、Salesforceなど)などのインテグレーションも提案する。