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購買管理ソフト新版「楽々ProcurementII 10.1」、仕入先とのチャット機能を追加─住友電工情報システム
2024年10月29日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
住友電工情報システムは2024年10月29日、購買管理システム新版「楽々ProcurementII Ver.10.1」を同年10月31日から提供すると発表した。新版では、バイヤーと仕入先の担当者同士がメッセージやファイルをやり取りするためのチャット機能が加わったほか、予算管理や項目追加の機能を改善している。
住友電工情報システムの「楽々ProcurementII」は、購入依頼、見積、発注、検収までの購買業務全般をカバーする購買管理システムである。社内の購買申請ワークフロー、外部カタログサイトとのパンチアウト連携、仕入先との電子取引(Web-EDI)、電子帳簿保存法やインボイス制度の対応機能などを備える。
新版では、仕入先とのチャット機能(画面1)を追加した。バイヤー企業と仕入先企業の担当者同士が見積や発注の案件にひもづけて双方向にメッセージやファイルを送受でき、担当者間の意思疎通を支援する。やり取りが記録されるので、後から検索することも可能である。
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また、購買の予算管理機能を改善し、複数の予算情報の一括登録・変更・削除が可能になった。予算の策定や見直しの際に業務を効率的に進められる。
ほかには、購入依頼、見積依頼、発注、検収の各画面に任意の項目を追加する機能を改善し、追加項目用の画面を標準項目画面と一体化している。別ウインドウを開くことなくデータを入力できる(画面2)。
追加項目は購入依頼、見積依頼、発注、検収の画面ごとに「表示する/しない」を設定でき、項目の名称や入力形式(テキスト、日付、チェックボックスなど)、入力条件(必須/任意)なども設定可能である。
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