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特権ID管理「SecureCube Access Check」にマネージドSaaS版、AWSにユーザー専用環境を構築

2024年11月6日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NRIセキュアテクノロジーズは2024年11月5日、特権IDアクセス制御ゲートウェイ「SecureCube Access Check」の提供形態にマネージドSaaS版を追加したと発表した。AWS上にユーザーごとの専用環境を用意して、同年10月1日から提供している。料金(税別)は月額55万円から。

 NRIセキュアテクノロジーズの「SecureCube Access Check」は、特権IDによる情報システムへのアクセスを管理するゲートウェイソフトウェアである。特権IDの管理に必要な申請・承認ワークフロー、ID/パスワード管理、ゲートウェイでのアクセス制御、操作ログの取得・管理、監査補助などの機能を提供する。ユーザーがSecureCube Access Checkを介して特権IDを利用する仕組みをとる(関連記事特権ID管理「SecureCube Access Check」に新機能、許可していない画面操作をAIで検出)。

 今回、提供形態にマネージドSaaS版を追加した。パブリッククラウドのAmazon Web Services(AWS)上にユーザーごとの専用環境を用意して提供する。オンプレミス環境とはVPNやAWS Transit Gateway、AWS Direct Connectなどで接続する。SaaSであるため、サーバーやOS/ソフトウェアの維持管理が不要である(図1)。

図1:特権IDアクセス制御ゲートウェイ「SecureCube Access Check」のマネージドサービスの概要(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)
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 NRIセキュアは、パッケージ版のほかにSaaS版の「Cloud Auditor by Access Check」を提供しているが共同利用型だった。マネージドSaaSは、ユーザー専用環境を構築してサービスを提供するところが異なる。料金(税別)は月額55万円から。

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