七十七銀行(本店:宮城県仙台市)は、行内OA(オフィスオートメーション)システムを再構築し、インターネットアクセス環境を刷新した。NTTコミュニケーションズ(NTT Com)のゼロトラストセキュリティ製品・サービス群を用いて、これまでオンプレミスに配置していたネットワークセキュリティ機能群をクラウドサービスなどに切り替えた。NTT Comが2024年11月7日に発表した。
七十七銀行は、行内OA(オフィスオートメーション)システムを再構築し、インターネットアクセス環境を刷新した。NTTコミュニケーションズ(NTT Com)のゼロトラストセキュリティ製品・サービス群を用いて、(1)行員が利用する端末、(2)ネットワークとセキュリティ機能、(3)運用サービスを刷新・導入した(図1)。
図1:七十七銀行が刷新したインターネットアクセス環境の概要(出典:NTTコミュニケーションズ)拡大画像表示
(1)行内OA端末として、従来のシンクライアント端末(画面情報端末)に加えて、一部にセキュアFAT端末を導入した。FAT端末(通常のPCとしての機能を持つ端末)は1台完結で動作することからネットワークへの常時接続を必要としない。以前よりも快適な業務環境を提供することで、業務時間を短縮可能だとしている。
(2)ネットワークは、NTT Comの閉域網サービス「Arcstar Universal One」を基盤とし、インターネットを安全に使うための機能としてクラウド型のUTM(統合脅威管理)とプロキシを導入した。従来はオンプレミス環境に置いていたネットワークセキュリティ機能群をクラウドに移行した。
(3)運用サービスとして、NTT ComのSOC(セキュリティオペレーションセンター)代行サービス「WideAngle」を導入した。ネットワークを24時間365日体制で監視し、セキュリティ上のリスクが発生した際は、即座にリスクを検知・隔離し、エンジニアが原因を分析する。
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