エクサウィザーズは2024年12月23日、子会社のExa Enterprise AIが自社セミナーの参加者を対象に実施した、生成AIの利用実態アンケート調査の結果を発表した。調査では、生成AIの全社導入は約6割まで拡大し、半数以上がRAG(検索拡張生成)に取り組んでいる。自律的に働く「AIエージェント」についても半数が「関心あり」と回答している。
エクサウィザーズ子会社のExa Enterprise AIは、2024年11月28日と12月9日に開催した自社セミナーの参加者(262社310人)を対象に、生成AIの利用実態調査を実施した。今回が5回目の調査となる(関連記事:生成AIはRAGによる社内データ連携が前提に、約5割がすでに取り組む─エクサウィザーズ調査)。
生成AIを導入した部門については、前回調査(2024年5月)で全社的な導入が34.2%から54.9%へと急拡大した後、引き続き全社導入の割合が増加し、今回の調査では約6割(58.1%)まで拡大した(図1)。
図1:生成AIの導入部門の推移(出典:Exa Enterprise AI)
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●Next:RAGの活用が加速、関心あるトレンドに「AIエージェント」
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【次ページ】AIエージェントに半数が「関心あり」
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