三重県志摩市は、介護・総合相談支援課における「総合相談業務」にkintoneベースの業務パッケージを導入して効率化を図った。M-SOLUTIONSのセミオーダー型業務パッケージ「Smart at 自治体DX」を採用し、職員1人につき1日約30分、部署全体で年間約625時間の作業時間の削減を見込む。M-SOLUTIONSが2025年1月8日に発表した。
三重県志摩市の介護・総合相談支援課は、家族の介護に関する住民からの相談に応じる業務が中心である。これまで相談内容は、Excel台帳への入力と紙の規定帳票への転記を組み合わせた複雑なプロセスで管理していた。2重入力による業務負担のほか、過去の相談履歴を検索する際に手間がかかり、関係各所への報告も含めて非効率な作業状況だったという。
非効率を解決するため、サイボウズのローコード開発ツール「kintone」を導入し、システムの内製化を進める一方、kintoneで動作するM-SOLUTIONSのセミオーダー型業務パッケージサービス「Smart at 自治体DX」(図1)を追加で導入。業務内容のヒアリングやコンサルティングを介して、同市の業務に合わせたシステムを開発した。
図1:「Smart at 自治体DX」の自治体業務テンプレート(出典:M-SOLUTIONS)拡大画像表示
取り組みの効果として、担当職員全体で情報を共有・管理できるようになり、帳票への転記作業などを効率化。作業改善率42.2%を達成したという。具体的には、職員1人につき1日約30分、部署全体で年間約625時間の作業時間の削減を見込む。
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