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燈、建設業特化のAIエージェントを提供、施工計画書作成・査読や日報作成を代行

2025年1月14日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

AIベンダーの燈(あかり)は2025年1月14日、建設業界向けAIチャットサービス「AIコンストシェルジュ 光/Hikari」に、建設業の専門業務に特化したAIエージェント機能を追加すると発表した。建設業界に共通する定型業務や各企業固有のワークフローに合わせてカスタマイズしたAIエージェントを構築できる。

 燈(あかり)の「AIコンストシェルジュ 光/Hikari」は、建設業界向けのAIチャットサービスである。

 新機能として、建設業の専門業務に特化したAIエージェント機能を追加する。建設業界に共通する定型業務や、顧客企業のワークフローに合わせてカスタマイズしたAIエージェントを構築できる(図1)。

図1:建設業に特化したAIエージェント機能の概要(出典:燈)
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 「建設業界は、熟練技術者の人材不足や属人的なノウハウの継承といった課題を抱えている。また、書類作成や各種書類・設計図面の管理、進捗管理など、視覚や知識を必要とし、従来の技術では解決できない業務の負荷が大きい」(燈)。こうした課題をAIエージェントが解消するとしている。

 AIエージェントが業界特有の業務ノウハウを用い、施工計画書などの必要な書類の作成/チェック、日報や帳簿・報告書作成など、建設に携わる現場監督や施工管理の担当者が日常的に行う業務を代行する。加えて、「熟練技術者のノウハウを取り込んで、社内での知識継承を促進する」(同社)という。

 建築・土木分野の用語を高精度で理解し、設計図や写真などの非構造化データの解析にも対応する。「建設業全体に共通する業務フローだけでなく、各企業に固有のフローを反映したAIエージェントを構築できるのがポイント。独自の承認プロセスや、特定の関連会社との書類の連携、社内システムとのAPI連携などが可能」(同社)としている

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