日本オラクルは2025年6月13日、「Oracle Database@Google Cloud」をアジア北東1(東京)リージョンで利用できるようにしたと発表した。アジア北東2(大阪)リージョンは今後12カ月以内の提供開始を予定している。
米オラクル(Oracle)の「Oracle Database@Google Cloud」は、Oracle Exadataを使ったデータベースサーバーをGoogle Cloud上で利用可能なサービスである(図1)。
図1:「Oracle Database@Google Cloud」の構成図(出典:日本オラクル)拡大画像表示
2024年9月に米国、欧州の4つのGoogle Cloudリージョンで提供を開始。2025年1月に、東京と大阪を含め、提供リージョンを12に拡大することをアナウンスした(関連記事:オラクル、「Oracle Database@Google Cloud」を東京・大阪含む12リージョンに拡大)。
今回、既存4リージョンにアジア北東1(東京)リージョンが加わって5リージョンとなった。国内ユーザーは同サービスを国内のデータセンターで利用できるようになった。アジア北東2(大阪)リージョンは今後12カ月以内の提供開始を予定している。
東京リージョンではまず、データベースサーバー「Oracle Exadata」を利用したデータベースサービスを提供する。近日中に仮想マシン上で動作する「Oracle Base Database Service」を提供する予定である。
現在利用可能な5リージョン
- 米国東部(アッシュバーン)
- 米国西部(ソルトレイクシティ)
- 英国南部(ロンドン)
- ドイツ中部(フランクフルト)
- アジア北東1(東京)
今後12カ月以内に提供開始予定の11リージョン
- アジア北東2(大阪)
- アジア南1(ムンバイ)
- アジア南2(デリー)
- オーストラリア南東1(シドニー)
- オーストラリア南東2(メルボルン)
- ヨーロッパ西8(ミラン)
- ヨーロッパ西12(チューリン)
- 北米北東1(モントリオール)
- 北米北東2(トロント)
- 南アメリカ東1(サンパウロ)
- 米国中部 1(アイオワ)
オラクルは、パブリッククラウドにユーザー専用のExadataを設置するデータベースサービスとして、Google Cloud版のほか、Microsoft Azure版、Amazon Web Sevices(AWS)版を提供している。いずれもデータベース管理や課金、サポートにおいてOracle Cloud Infrastructure(OCI)と同様のユーザー体験を提供する。
Oracle / Google Cloud / Exadata / Oracle Database / IaaS
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