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アシスト、「Oracle Database@AWS」のSI/運用支援を提供、アセスメントから構築移行・運用まで支援

2025年12月16日(火)IT Leaders編集部、日川 佳三

アシストは2025年12月12日、SI/運用支援サービス「Oracle Database@AWS導入支援サービス」を提供開始した。Oracle Database@AWSの導入を、アセスメント、構築・移行、運用の3フェーズで支援する。利用可能なAWSリージョンは、発表時点で米国東部(バージニア北部)と米国西部(オレゴン)。

 アシストの「Oracle Database@AWS導入支援サービス」は、日本オラクルの「Oracle Database@AWS」のSI/運用支援サービスである。

 Oracle Database@AWSは、AWSに「Oracle Exadata Database Service」の利用環境を構築・利用可能にするサービスで、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)と同様の環境を提供する。利用できるAWSリージョンは、発表時点では米国東部(バージニア北部)リージョンと米国西部(オレゴン)リージョンとなっている(図1関連記事オラクル、「Oracle Database@AWS」の一般提供を米国で開始、今後、東京・大阪含む20リージョンに拡大)。

図1:「Oracle Database@AWS」の構成図(出典:米オラクル)
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 アシストによると、AWSでOracle Databaseを利用するユーザー企業は、性能や可用性の要求を満たすため、「Oracle Exadata」(データベースサーバーマシン)、「Oracle Autonomous Database」(自律型データベース機能)、「Oracle Real Application Clusters」(クラスタリング)、「Data Guard」(データレプリケーション)などによる一連の環境を求めているという。こうしおたニーズに応えるサービスとしてOracle Database@AWSの提供を開始する。

 Oracle Database@AWSは、AWSで構築した各種アプリケーションと低レイテンシで通信可能であるうえ、AWSの各サービスを利用できる。一方でアシストは、Oracle Database、OCI、AWSそれぞれの知識が求められ、導入と運用に相応のスキルが必要になると指摘。導入支援サービスがユーザー企業に不足するスキルを補うとしている。

 導入支援サービスは、アセスメント、構築・移行、運用の3フェーズをOracle Database、OCI、AWSに精通したアシストのエンジニアが一貫して支援する(図2)。

  • アセスメントフェーズ:現状を調査し、ライセンスを含めたコスト試算や性能要件を整理し、Oracle Databaseの移行先として適したクラウドサービスを選定。
  • 構築・移行フェーズ:実際の構築、移行作業にあたり、必要なテストや設計作業を支援。
  • 運用フェーズ:一本化したサポート窓口の提供やAWSの運用代行のほか、性能診断やパッチ適用などを通じてシステムの安定運用を支援。
図2:「Oracle Database@AWS導入支援サービス」の概要(出典:アシスト)
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