[事例ニュース]

LPI-Japan、「Linuxシステム管理標準教科書 Ver.2.0.0」を提供開始

演習を中心に独学しやすい構成に

2025年9月17日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三

エルピーアイジャパン(LPI-Japan)は2025年9月16日、Linux学習教材「Linuxシステム管理標準教科書」の改訂版「Ver.2.0.0」を提供開始した。今回の改訂では、実際に手を動かす演習を中心に、独学しやすい構成をとっている。対象のLinuxディストリビューションは、CentOSからAlmaLinuxに変更されている。全89ページで、無料のPDF版、EPUB版のほか、Kindle版(300円)、製本版(2200円)を用意している。

図1:「Linuxシステム管理標準教科書 Ver.2.0.0」の表紙(出典:エルピーアイジャパン)
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 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)の「Linuxシステム管理標準教科書」(図1)は、Linuxシステムの運用管理の基本を学ぶための学習用教材である。ユーザーやファイル、ディレクトリを作成して、Webサーバーなどを動作させながら、運用管理に関する基本的な技術を習得できる。

 2015年4月に初版のVer.1.0.0を刊行。Ver.1.0.1(2022年8月)とVer.1.0.2(2024年3月)を経て、今回の改訂はVer.2.0.0でメジャーバージョンアップにあたる。

 Ver.2.0.0ででは、実際に手を動かす演習を中心に、独学しやすい構成をとっている。また、Ver.1.0に記載の、現在の実務で不要と思われる項目を削除し、シンプルで学習しやすい内容になっているという。なお、対象のLinuxディストリビューションは、CentOS Linux 7の公式コミュニティサポート終了(2024年6月30日)を受けて、同OSからAlmaLinux 9.6に変更されている。

 全89ページで、無料のPDF版、EPUB版のほか、Kindle版(税込み300円)、製本版(同2200円)を用意している。PDF版、EPUB版、Kindle版は2025年9月16日より提供を開始し、製本版は同年10月下旬より販売を開始する予定。章構成は以下のとおり。

  • 第1章 ユーザーとグループの管理
  • 第2章 ネットワークの管理
  • 第3章 サービスの管理
  • 第4章 ファイルシステムの管理
  • 第5章 システムのメンテナンス
  • 第6章 トラブルシューティング
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