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クライアント管理ツール新版「SKYSEA Client View Ver.21」、機能や使い方の質問に生成AIが回答

2025年9月30日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Skyは2025年9月29日、クライアント運用管理ソフトウェア新版「SKYSEA Client View Ver.21」を販売開始した。新版では、機能や使い方について自然言語で問い合わせ可能な生成AIチャットサポート機能を搭載した。デバイス管理機能では、USBデバイスと同様にSDカードやCD/DVDなどのメディアも利用申請を行えるようにした。

 Skyの「SKYSEA Client View」は、社員が使うクライアントPCやモバイル端末の状態を一元管理するソフトウェアである。管理対象PCに専用のエージェントソフトウェアをインストールして使う。GUIの操作性やヘルプファイルにより、マニュアルなしで使えることを目指している(関連記事クライアント管理ソフト「SKYSEA Client View」にテレワーク向けエディションを新設)。

 メインの機能は、システムやアプリケーションの情報を収集して、資産管理や更新管理などに利用するインベントリ管理/ソフトウェア配布である。そのうえで、クライアントからの情報漏洩を防ぐためのセキュリティ機能(操作ログの監視、USBデバイスのアクセス制御など)を提供する。

 新版のVer.21では、機能や使い方について自然言語で質問可能な生成AIチャットサポート機能が加わった。質問を入力すると、AIがSKYSEA Client Viewのマニュアルを基に回答する(画面1)。

画面1:「SKYSEA Client View」に追加した、生成AIチャットサポート画面。自然言語での質問に対して、マニュアルを基に回答する(出典:Sky)
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 デバイス管理機能を拡充し、USBデバイスと同様に、SDカードやCD/DVDなどのメディアも利用申請を行えるようにした。また、SKYSEA Client Viewサーバーに接続できないオフライン端末に対しても、取引先から預かったUSBメモリーなどの非管理デバイスの利用を許可できる(図1)。

 申請するデバイスが「書き込みOK」と「読み取りのみ」のどちらかによって承認ルートが異なる場合、間違ったルートに申請できない仕組みになった。事前にデバイスの使い方と承認ルートをセットで指定することで、申請ミスや差し戻しにかかる手間を減らす。

図1:オフライン端末に対して非管理デバイスの利用を許可できるようにした(出典:Sky)
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 ほかには、社外PCのインターネット接続先をVPNサーバーに制限するVPN強制機能を改善している。VPN強制機能ではSKYSEA Client Viewサーバーとの通信確認を必須に設定できるが、SKYSEA Client Viewサーバー障害時に代理で通信確認を行うクライアントPCを設定できるようにした。

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