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「クリプト便」にメール連携オプション、添付ファイルをダウンロードURLに自動変換しPPAPを解消─NRIセキュア

2025年12月26日(金)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)は2025年12月25日、ファイル転送/共有クラウドサービス「クリプト便」に「メール連携オプション」を追加した。メールに添付したファイルを自動的に分離し、クリプト便経由で送信して送信先とファイルを安全に共有できる。ユーザーが日常的に利用しているメール操作を変えることなく、脱PPAP(パスワード付きZIPファイルのメール送信廃止)とセキュリティ強化を実現する。

 NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)の「クリプト便」(画面1)は、Webブラウザを利用して大容量ファイルや機密情報を安全に送受信できるファイル転送/共有クラウドサービスである。

 共有フォルダのようにファイルをアップロード/ダウンロードする方法と、ダウンロードURLをメールで通知してダウンロードしてもらう方法でファイルを送受信する。ファイル保存期間の設定や送信先の制限もできる。

画面1:ファイル転送サービス「クリプト便」の画面(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)
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 今回追加された「メール連携オプション」は、「Google Workspace」のGmailや「Microsoft Exchange Online」などのメールプラットフォームとAPIで連携し、メールに添付されたファイルを自動的に分離して、クリプト便のクラウドストレージへアップロードする機能である(図1)。

図1:メール添付ファイルをダウンロードURLに変換するメール連携オプションの仕組み(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)
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 同オプションを利用すると、送信者は普段どおりりメールにファイルを添付して送信するだけで済む。システムが自動的にファイルを分離・アップロードし、受信者にはファイルのダウンロードURLが記載されたメールが届く。受信者はURLにアクセスしてクリプト便のサイトからファイルをダウンロードする。

 これにより、送信者・受信者ともに特別な操作やツール導入を意識することなく、PPAP(パスワード付きZIPファイルのメール送信廃止)の撤廃をスムーズに進められる。

●Next:企業の運用ポリシーに応じたさまざまなオプション

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NRIセキュアテクノロジーズ / メールセキュリティ / PPAP / ファイル転送 / クラウドストレージ / ファイル共有 / 文書管理

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