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[市場動向]

松尾研とSHIFT、AIでソースコードから外部仕様を可視化する「SHIFT DQS システム可視化サービス」を共同開発

COBOL、VB.NET、Java、PHP、C#の多言語対応へ

2026年1月22日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三

松尾研究所とSHIFTは2026年1月20日、システムのソースコードをAIで解析し外部仕様を可視化する「SHIFT DQS システム可視化サービス」の共同開発を開始したと発表した。COBOL、VB.NET、Java、PHP、C#のソースコードに対応する。SHIFTが独自に開発した可視化ツールをベースに、松尾研究所がAIの精度評価と向上を行うことで、モダナイゼーションの効率化を支援する。

 SHIFTと松尾研究所が共同開発する「SHIFT DQS システム可視化サービス」は、AIを活用してシステム/アプリケーションのソースコードから基本設計情報を抽出し、システムの外部仕様(注1)を可視化するリバースエンジニアリングサービスである。企業におけるレガシーシステム/アプリケーションのモダナイゼーションにおいて、開発の効率化と効果最大化を推進する。

注1:外部仕様とは、システム/アプリケーションのユーザー視点での画面や機能のことで、「何ができるか」を定義している。一方、内部仕様はプログラムの中身であり、「どのように機能を実現するか」を定義している。

 SHIFTは、同社のシステム開発フレームワーク「SHIFT DQS(Development Quality Standard)」に基づいて、抽出した情報から開発ドキュメントを生成する同名称のサービスを開発。2025年10月より、レガシーモダナイゼーションSIサービスの構成要素として提供してきた(関連記事SHIFT、AI駆動開発を取り入れたシステムモダナイゼーションSIを提供、開発全工程にDevinを適用)。

 合わせてSHIFTは、システムの内部仕様を可視化する「AIドキュメントリバース」を提供している。SHIFT DQS システム可視化サービスとAIドキュメントリバースを組み合わせることで、外部仕様と内部仕様の両面からシステムの可視化を可能にする。

 今回、そうしたSHIFTの技術・サービスをベースに、同社と松尾研究所によるサービス強化の共同開発プロジェクトが始動した。SHIFTが保有するモダナイゼーションやリバースエンジニアリングの知見と、松尾研のAIシステム開発に関する専門性を融合させる。具体的には、松尾研がアカデミアでの最新の研究結果や知見を活用してサービスの精度評価を行い、その結果に基づいてSHIFTが開発を進めることで、より高精度なシステム可視化を実現する。

 対応言語については、COBOL、Java、PHP、C#をはじめとする多言語への対応を進める。両社で連携して基盤整備から実装までを行い、主に松尾研が実装後の性能検証と精度評価を担当して、ソースコードのAI解析・変換の精度を高めていくとしている。

 多言語対応は、SHIFTが先行して進めてきた取り組みに今後、松尾研が加わるかたちである。SHIFTが以前より提供するサービスでは、可視化対象の開発言語としてCOBOLとVB.NETに対応していたが、現在、SHIFTが機能強化に取り組んでおり、Java、PHP、C#の外部仕様書を生成できるようにする。JavaとPHPについては開発に着手済みという。

関連キーワード

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