総合通販事業を手がけるdinos(本社: 東京都中野区)は、基幹システム(IBM i)と各種システム間の連携手段として、データ連携ソフトウェア「ASTERIA Warp」を導入した。従来は個別に構築していたシステム間連携を標準化・可視化したことで、保守や改修時の属人化を軽減した。ASTERIA Warpを提供するアステリアが2026年4月7日に発表した。
dinosは、家具や家庭用雑貨、食品などの商品を、カタログ、テレビ、EC(電子商取引)といった複数チャネルで提供する総合通販事業を展開している。
同社は従来、基幹システム(IBM i)と各種システム間のデータ連携を、連携元・連携先の組み合わせごとにJavaでスクラッチ開発していた。このため、開発・保守の負担が増大していた。加えて、開発コストの高止まりやシステムのレガシー化、属人化という課題を抱えていた。
今回、商品管理システムのフロントエンドをローコード開発ツール「Mendix」で刷新したことを機に、データ連携基盤としてASTERIA Warp(以下、Warp)を導入した(図1)。Warpの選定にあたっては、ノーコードで設定できることや、連携処理全体を俯瞰できることなどを評価した。
図1:ASTERIA Warpを用いた各種システム間の連携イメージ(出典:アステリア)拡大画像表示
Warp導入から約5カ月で、基幹システム、商品管理フロントエンド、ECシステムを連携させたリアルタイム処理を、開発経験者と未経験者の2人体制で実装した。従来は個別に構築していたシステム間連携を標準化・可視化したことで、保守や改修時の属人化を軽減した。
その後、社内でWarpの活用範囲を広げた。顧客向けのハガキの作成・印刷・発送をアウトソーシングする業務においても、委託先とのデータ連携をWarpで円滑化した。
今後は、Warpによるデータ連携を社内全体へと広げ、全社的な業務効率化と連携基盤拡張の内製化に取り組む計画である。
アステリア / ASTERIA Warp / データ連携
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