日本IBM は、Web 2.0機能を強化したポータル構築用ソフトウェアの新製品「IBM WebSphere Portal 6.1」の日本語版を、2008年7月2日から出荷を開始した。
新製品「IBM WebSphere Portal 6.1」は、従来製品と比べ、以下の3つの特長がある。
- Web2.0機能を強化し、ユーザーの生産性を向上。
WebコンテンツにXMLを使用してタグを埋め込み、関連する情報に導く技術により、メニュー・ハイライト・注釈など、ワンクリックで必要な情報が瞬時に手に入るようになりました。例えば、顧客の名前をクリックすると電子名刺がポップアップされ、所在地をクリックすると地図と目的地までの道順が表示される。
JavaScript、XML及び通信機能により動的ウェブ環境を実現する開発技術である Ajaxを導入し、Webページ全体を更新することなしに、該当ページの任意の部分だけを即時に更新させ、待ち時間を短縮した。例えば、一つの画面で、オンラインでの注文を処理しながら、他の情報の更新が可能。
- アクセスするページの重要度に応じて、ユーザーIDを毎回入力する手間を省いたり、安全が求められるページには再度ユーザーIDを要求したりするなど、ユーザー管理のセキュリティーを強化。
- ユーザー登録や必要な素材のインポートなどの作業が簡単にできるグラフィック・ユーザー・インターフェイス(GUI)や、デザインのテンプレート、開発環境から本番環境への移行作業を素早く簡単にできる機能を提供。
製品の詳細は、以下のとおり。
IBM WebSphere Portal 6.1 757万9000円 (税別、100VU単位の場合)(注)
注:VU(Value Unit)単位= 機種別サーバー単位課金
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