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コベリティ、データ解析ツール「Software Readiness Manager」を発表

2008年11月18日(火)IT Leaders編集部

ソースコード解析ツールベンダーのコベリティ(Coverity)は11月17日、データ解析ツール「Coverity Software Readiness Manager for Java」の日本国内での販売開始を発表した。本製品は、複数のソースやツールからのデータを解析することで、出荷前に、リリース後に不具合が生じるリスクを特定する。

 「Coverity Software Readiness Manager for Java」は、汎用性の高いダッシュボードのほか、詳細なドリルダウン機能も用意され、リリース前にソフトウェアの品質と保守性を客観的に評価できる。また、外部委託、オープンソース化、吸収合併、再利用されたソースコードなど、品質が不明なコードを即座に把握する。

 不具合発生のリスクが最も高いコードブランチを特定し、優先順位を付け、修正を指示する。また、コードの複雑性、ベストプラクティスの違反、アーキテクチャの整合性、相互依存関係、テストカバレッジなどの主なレディネス要因に関する詳しい情報も表示される。

 Coverity Software Readiness Managerの主な機能は次のとおり。

  • 不具合の生じやすいソースコードを、自動的に特定する。
  • 改善のための重要項目を導き出し、各項目に優先順位を付ける。
  • 不具合の生じやすい領域が十分にテストされているかどうかを調べる。
  • コーディングのベストプラクティスに従っていないことに起因する問題をソフトウェア開発ライフサイクルの早期段階で排除する。
  • ベンチマークを作成して、ソースコードを再利用するための適性を判断する。

 同製品を使用することで、同社の静的解析ツール「Coverity Prevent」などからの基本的なデータを組み合わせ、重要なソースコードのリリース・レディネス(出荷品質検証)を客観的に行うことが可能となる。それにより、開発チームは品質基準を満たす整合性の高いコードを提供することが可能になり、業務目標に沿った製品開発を実施できる。

 同社は、今後12カ月間の日本国内でのビジネス成長率80%を見込んでいる。
年間ライセンス料は、110万円(50万行のソースコードに対し)。1年間のサポートを含む。


コベリティ日本支社
http://www.coverity.com/html_ja/

Coverity Software Readiness Manager
http://www.coverity.com/html_ja/coverity-readiness-manager-java.html

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