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NTTデータ、ログ管理ツール「Splunk」の販売を開始

2009年1月8日(木)IT Leaders編集部

NTTデータは2009年1月7日、米Splunkのログ管理ツール「Splunk」(スプランク)の販売代理店として、国内で初めて販売を開始すると発表した。米国内では、900以上の企業、政府機関、サービスプロバイダーにおいて30万人以上がSplunkを利用しているという。

 「Splunk」は、ITテキストの自動抽出、イベント間の自動関連付けを実現する検索エンジンでもあり、システムが出力するログやエラーメッセージなどあらゆる種類のデータを取り込み、さまざまな検索や分析を可能にする。独自の技術による、柔軟な検索条件を用いたデータ検索や、複数システムのデータ管理、手軽なレポート作成などの機能を利用できる。

 NTTデータによるSplunkの具体的な特徴は以下のとおり。

  • 多様なデータ収集の方法により、既存システムに手を加えることなく、ログ収集、検索、アーカイブ機能を付加可能。
  • 複数の機器やアプリケーションから収集されたログを1つの画面上で横断的に検索し、その結果に基づいてレポートを作成できるため、複雑なデータ監査や障害原因の分析に迅速に対応可能。
  • 収集したデータのフォーマットを判別し、そこに含まれるデータ項目を自動的に抽出できるため、ビジネスインテリジェンスツールやデータベースへの入力データを作成する作業を効率化する。

 Splunkの導入により、システムの運用管理、セキュリティ、コンプライアンス、ビジネスインテリジェンスの各分野で企業の稼働を大幅に軽減したり、データを分析して活用したりすることを期待できる。

 なお、提供サービス内容は、Splunkのライセンス販売、保守、技術サポート、トレーニング、OEM提供、SIなど。同社では、ライセンス販売以外にも、同社の手がける既存の大規模システムやデータセンターへの適用や、同社の既存のサービスと組み合せて提供していくことで、2010年度末までに国内のログ管理ソリューション市場で10%のシェア獲得を目指すとしている。

NTTデータ
http://www.nttdata.co.jp/

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