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SAPジャパン、SAPアプリデータを検索する「NetWeaver Enterprise Search」を提供開始

2009年1月15日(木)IT Leaders編集部

SAPジャパンは2009年1月14日、複数のSAPアプリケーション内の必要な情報に迅速にアクセスするための検索ソリューション「SAP NetWeaver Enterprise Search」の日本語版を同日より提供開始すると発表した。

SAP NetWeaver Enterprise Searchは、 SAPアプリケーション内に存在する構造化(業務アプリケーション)データへの迅速な検索、安全なアクセスを実現し、従業員の生産性を向上し、より的確な意思決定を支援するエンド・トゥ・エンド検索ソリューション。

SAP NetWeaver Enterprise Searchのおもな機能は以下のとおり。

  1. SAPアプリケーション内に存在する業務データの検索
    SAP ERPの会計伝票データやSAP CRMの顧客データなど、複数のSAPアプリケーション内に存在する膨大な量の構造化データの中から必要なデータを検索することができる。これによりユーザーは、必要なデータを即座に検索し、業務の効率性を高めることができる。また、従来の非構造化ファイルやHTML、XMLなどのWeb検索や他社の検索サービスとの連携を取ることもでき、Webサービスとして提供されるので、Webブラウザおよび既存の社内ポータル上で使うことができる。
  2. SAPアプリケーションへ直接アクセス
    ユーザーの業務内容や付与されている権限にもとづいた検索が行われるため、ユーザーは複数のアプリケーションを意識することなく、検索されたアプリケーションデータへのリンクから直接アプリケーションを稼働させ、自動的にログインすることができる。従来の業務処理を行うアプリケーションを稼働して業務処理を行うというやり方ではなく、必要な情報からアプリケーションにアクセスし、修正・変更などの作業を行うことができるようになるため、利便性が高く、ユーザの生産性を向上させる。
  3. アクセス権限・業務内容にもとづいたデータ検索
    企業には、機密性の極めて高い大量のデータが保存されており、アクセス権限のある社員が認可されている情報だけを閲覧できるようにすることが不可欠。SAP NetWeaver Enterprise Searchは、SAPのビジネスアプリケーションやその他のデータソース(ファイル共有など)の基盤となっているセキュリティーモデルを活かし、ユーザに付与された権限にもとづいた検索が可能で、これを自動的に認識。また、安全性の高いプロトコルをサポートすることで、機密情報の漏洩を防止する。
    また、高度なセキュリティに加え、検索する際にユーザーの業務内容(固有ロール)が自動認識されるため、たとえばビジネスニーズがまったく異なる、マーケティング担当者とIT管理者が検索する場合に検出される検索結果が大きく異なり、それぞれのユーザーに適切な情報を提供することで従業員の生産性を向上させる。

SAPジャパン
http://www.sap.com/japan/

ニュースリリース
http://www.sap.com/japan/about/press/press.epx?pressid=10743

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SAP / NetWeaver / エンタープライズ検索 / ERP

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