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OKI、サーバ監視アプライアンス「DressUP Cockpit V3」の販売を開始

2009年1月15日(木)IT Leaders編集部

沖電気工業は2009年1月14日、中小規模システム向けのサーバ監視アプライアンス「DressUP Cockpit V3」の販売を同日より開始すると発表した。

「DressUP Cockpit V3」は、短期間で簡単に導入可能で、かつ複数のシステムの運用管理業務を高いコストパフォーマンスで行うことのできるサーバ監視製品への需要に対応した製品。このバージョンアップにより、複数システムの運用管理にも対応できるように、管理機能が強化された。

同社は同製品を、より複雑で高度な運用監視を望んでいる企業や、運用管理サービス実施業者なども含め、幅広い分野の企業へ販売していく予定。

同製品のおもな追加機能は以下のとおり。

  1. 監視ポリシーの異なる複数システムの運用管理性を向上
    複数のシステムの運用管理業務を複数の担当者で分担できるように、登録ユーザ毎に監視対象を割り当てる機能を追加。ログインした担当者には、自分に割り当てられたサーバや機器の状態のみが表示され、担当以外のシステムの情報を扱うことはできない。そのため、各自が担当する業務を効率的かつ確実に行える。また、ログの取得や保存、監視スケジュールの設定などをシステム毎に個別に行えるように、各操作の機能を拡張。システムの位置づけや運用方法に応じた監視ポリシーの設定を行うことができる。
  2. 運用管理形態に合わせた柔軟な通知指定
    運用管理においては、監視対象システムで発生する事象の種類や内容により、担当者や対処方法が異なる場合がある。このような体制に対応できるように、監視項目毎に通知先や通知方法を指定できる機能を追加。また、従来からのメール、警告灯、他のネットワーク管理システムへの通知に加え、電話発信装置(オプション)を追加することにより、所定の担当者の電話での呼び出しも可能になった。これにより、問題発生時の担当者の緊急呼び出しも自動化できる。
  3. システムの状態を詳細に知るための監視機能の強化
    TCP/UDPポートの状態監視により、ネットワークサービスへの接続の可否が判断可能になった。さらに、任意のMIB情報を取得できる機能の追加により、システム個別の情報を使った運用監視のニーズにも対応する。また、いったんアラームが発生して正常状態に戻ったイベントは、通常の正常状態のイベントと区別できる表示形式となり、一時的に発生したアラームも見逃すことがない。

同製品のおもな仕様・機能は以下のとおり。

  1. 監視対象プラットフォーム
    HP-UX、Solaris、FreeBSD、Linux、Windows 2000、Windows Server 2003
  2. 監視対象機器数
    Cockpit1台あたりサーバ台数50台(ネットワーク機器と合わせて100台)まで
  3. サーバ監視機能
    生存監視、リソース監視、プロセス監視、イベント監視ほか
  4. その他機能
    マルチアカウント管理、レポーティング、サーバ情報管理ほか

同製品の出荷は3月より開始され、標準販売価格は1,800,000円(税別)より。同社は3年間で600セットの販売を見込んでいる。

OKI
http://www.oki.com/jp/

DressUPR Cockpit V3製品紹介サイト
http://www.oki.com/jp/DressUP/Components/DressUPCockpit.html

プレスリリース
http://www.oki.com/jp/press/2009/01/z08120.html

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沖電気工業 / システム監視 / ITインフラ

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