ビーエスピー(BSP、現ユニリタ)は2009年1月20日、データ・アプリケーション(以下DAL)と帳票領域におけるソリューション販売で協業することに合意したと発表した。これにより、BSP製品にDALの「AnyTran」を組み合わせた新たな帳票のPDF化ソリューション「基幹業務システム帳票PDF化ソリューション」を展開する。なお、本ソリューションの主な販売窓口は、DALの関連会社コンプレオが行う。また3社協業の第一弾として、2月3日に同ソリューションを紹介するセミナーを開催する。
BSPは、帳票の作成、出力、管理などの帳票ソリューションを開発・販売し、幅広い業種への導入実績持っている。一方、DALは、さまざまな形態の企業間電子取引を1パッケージで可能にする「ACMS(エーシーエムエス)シリーズ」、データ変換の「AnyTran(エニイトラン)」やシステム連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェアを開発。多くの企業での稼働実績を持っている。
そして今回両社は、BSPの帳票管理ツール「BSP-RM(ビーエスピーアールエム)」と帳票印刷サーバー「DURL(デュール)」に、DALのトランスフォーマ「AnyTran」を連携させた「基幹業務システム帳票PDF化ソリューション」の提供に向け、相互の技術支援やマーケティング活動を実施し、新たなサービスの展開を目指す。
同ソリューションは、データ変換/ファイル変換/漢字コード変換が可能な「AnyTran」で帳票データの変換を自動化し、BSPの帳票ソリューションによってPDFへの変換、出力、配信を容易にする。これにより、帳票システムを構築する際、既存のアプリケーションへのデータ変換プログラムなどを必要とせず、また既存データの自動仕分けやPDFによる電子化により、大幅なコスト削減を実現する。
BSP、DAL、コンプレオの3社共催の「基幹業務システム帳票PDF化ソリューション」紹介セミナー
http://www.bsp.jp/seminar/2009/20090203.html