ユニアデックスは2009年2月4日、企業のサーバー管理とネットワーク管理に関わる日々の膨大な運用業務をすべて代行し、情報システム担当者の負荷軽減と運用コスト削減に貢献する、「サーバーLCMサービス」と「ネットワークLCMサービス」を提供開始した。
LCMは「ライフサイクルマネジメント」のこと。「LCMサービス基本パッケージ」の提供内容は、現行サービスからのサービス移行計画作成、資産構成管理、顧客専用ポータルサイト開設、リモート死活監視(24時間・365日)、障害一次受付、障害修復ベンダー手配、障害履歴管理。サーバー1台を運用するケースで月額8,600円(税別)から。いずれも機器や回線などに関し、計画/調達/導入/運用/廃却までのライフサイクル全体を管理するメニューが用意される。
「サーバーLCMサービス」、「ネットワークLCMサービス」ともに、月々の変動がない月額定額払いのサービス料金で提供される。同サービスの主な特徴は以下のとおり。
- LCMリモート監視センターの新設で最適稼働をサポート
LCMリモート監視センターを新設し、サーバーやネットワークが機能しているかどうかの基本的な死活監視だけではなく、CPUやメモリー、ディスクの利用率、アプリケーションソフトのトラブル監視、電源の監視、WEBコンテンツ監視などにも対応(24時間・365日)。
さらに、システムエンジニアを常駐させ、監視にとどまらずアラームへの対処の仕方や、サーバーの未稼働部分のアドバイス、セキュリティー診断、ネットワーク診断などまで実施し、最適稼働をサポートする。 - 専任LCMサービスマネジャー制
高いスキルを持ったユニアデックスの専任サービスマネジャーが、情報システム担当者との窓口となり、ヘルプデスクから保守体制までの流れの全体統制を行い、特に運用管理の品質を向上させる。顧客は複数のベンダーとやり取りする必要がなくなる。
ユニアデックスは、情報システム担当者の負担を軽減するサービスの第1弾として、パソコンのソフトウエア更新/ウイルス対策/構成管理/障害対応などをすべて代行する「クライアントPC LCMサービス」を2008年4月から提供してきた。同サービスは、昨年来の景気後退と企業業績の悪化に直面しながらも、コスト削減の有力ツールとして注目され、初年度の販売目標(10億円)を、約半年で達成した。
また同社は、サーバー管理/ネットワーク管理の両方に対応するLCMサービスをメニューに追加することで、システム担当者の一層の負荷軽減と総合的なICT運用コスト削減に貢献していくとしている。
ユニアデックス
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ニュースリリース
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