レノボ・ジャパンは2009年3月31日、最新のインテルXeonプロセッサ5500を搭載した、プロフェッショナル・ユーザー向けワークステーション「ThinkStation」の新モデル2機種、「ThinkStation S20」(Sシリーズ:シングルプロセッサ)と「ThinkStation D20」(Dシリーズ:デュアルプロセッサ)を発表した。
レノボ・ジャパンによれば、ワークステーション「ThinkStation」の新モデルはCAD、デジタル・コンテンツ制作、石油・ガスといった分野のユーザーに向いており、以下のような機能を備えている。
- 最新のインテル Xeon 5500シリーズマルチコアプロセッサ搭載によって、複雑なタスクをより高速に、個別に処理することが可能。また、オプションのインテルTurbo Boostテクノロジーを追加することで、ピーク処理時にさらなるパフォーマンスの向上を期待できる。
- グラフィックスは、「NVIDIA Quadro」(メモリ最大4GB)、「ATI FirePro」(メモリ最大1GB)が選択可能。特に、ユーザーは今回のワークステーションにNVIDIA Tesla C1060 GPUプラットフォームを搭載してパーソナル・スーパーコンピュータとして構成することにより、製品設計やコンテンツ制作の期間を大幅な短縮を期待できる。
- OSはWindows VistaもしくはWindows XPをプリインストール。RedHat Enterprise Linux 5.2のサポートも可能。
- ファン設置場所とスピードコントロールの最適化による、より静かな動作音。
- 放熱処理の最適化による安定性の向上。
- ケーブル管理の効率化。
- より処理能力の高いメモリの採用。
- データの回復や移行など、幅広いタスクをサポートするThinkVantageテクノロジーを搭載。
- より“グリーン”なモデルとして、ワークステーションで使われている原料の50%がリサイクル原料。
ThinkStation
http://www.lenovo.com/jp/thinkstation/
レノボ・ジャパン
http://www.lenovo.com/jp/ja/