富士通は2009年2月19日、中堅製造業向けERPパッケージ「GLOVIA smart製造」の新製品として、「GLOVIA smart製造 ECM」を発表。2月27日から販売を開始した。ECMは、Engineering Content Managementの略。
製造業においてはこれまで、CADデータや紙の図面、注文書・見積書といった成果物を、営業や設計、調達、製造といった個別の部門がばらばらに管理していた。このため、他工程の図面の入手や問い合わせに時間がかかる、設計変更情報が迅速に伝わらず手配漏れや不良在庫が増加する、といった問題が発生していた。その一方で、既存のPDM(Product Data Management)システムは導入コストや運用の手間が高いため、中堅企業には敷居が高かった。
新製品は、製造業で発生する紙や電子データによる成果物をサーバー上で一元管理。各部門が自由に検索・活用できる仕組みを実現する。図面や文書はすべて、製品の構成情報にひも付けて管理する。ユーザーは、図面番号や品目名称、品目番号などで成果物を検索・参照できる。
個別受注生産やロット生産、個別・ロット混在生産などの生産方式に対応する。既存の生産管理システムとの連携も可能だ。これにより例えば、設計部門は部品の生産・調達状況を見ながら設計変更できる。生産部門は、急な設計変更が発生した場合でもすぐにその情報を参照できるため、加工ミスを防げるようになる。このため、部品のロスや不良在庫を削減できるメリットを見込めるという。
GLOVIA smart 製造 ECMの価格は、基本10クライアント・ライセンスを含めて140万円。追加は10ライセンスごとに84万円である。販売目標は、今後3年間で1000システムとしている。
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