ITホールディングスグループのクオリカは2009年7月13日、テキストマイニングツールの「VextMiner(ベクストマイナー)」の入門版として、「VextQuick(ベクストクイック)」の販売を7月14日より開始すると発表した。また、同時に「VextMiner」の新オプション機能としてテキストマイニングソフト市場初の「予兆監視機能」と「超高速カテゴライズ機能」の提供も開始する。
■「VextQuick」(新製品)
VextQuickは、VextMinerの最もわかりやすい3つの機能、①話題抽出機能、②主要意見分類機能、③新規話題抽出機能を、コンパクトにまとめた製品である。直感的な操作で素早く欲しい情報を得る事ができるため、分析結果を簡単にレポーティングに活用できる。本格的なテキストマイニングの入門版として、誰にでも簡単に分析ができる製品となっている。
■VextMinerのオプション
「予兆監視機能」
VOC(顧客の声)やサービス情報の分析においてニーズが高い「予兆監視機能」は、テキストマイニングソフト市場で初めて開発された。“予兆”とは、少数意見ではあるが拡大すると甚大な被害が想定される話題の事で、予兆監視とは予兆の候補を抽出して、その推移を監視するものである(代表例:製品/サービスの不具合・コンプレインの監視)。
主要機能は、①既存話題抽出機能、②不要表現抽出機能、③新規話題抽出機能、④バッチ処理機能で、テンポラリーな分析から定期的な監視業務までさまざまなニーズに対応する。予兆監視機能は、幅広い業種において、課題の早期発見に貢献できる重要な機能である。
「超高速カテゴライズ機能」
100万件を越える大規模データの分析が急増しており、こうしたニーズに応えるための「超高速カテゴライズ機能」が開発された。本機能は、従来の高速版の8倍の処理能力を達成している。例えば、100万件のデータをカテゴライズした場合、従来版120分から15分に短縮できる。さらに、マルチCPUにも対応しており、大規模データでもきめ細かな分析作業を容易に実行できる。
同社は、2009年度の販売目標として、VextQuickとVextMiner合計70ライセンスを目指すとしている。
出荷開始予定は、2009年9月1日。
参考価格は次のとおり。
「VextQuick」は、200万円(1ユーザ限定)。
「VextMiner」は、600万円(5ユーザ版)~。
オプションの「予兆監視」は200万円。「超高速カテゴライズ」は400万円。
-
-
-
-
Gemini搭載でGoogle CloudのAIプラットフォーム「Vertex AI」が大幅アップデート。企業の生成AI活用に不可欠なデータマネジメントとは
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
大型化、狭額縁化だけじゃないモニターの進化! “機能”と“信頼性”を両輪に差別化を推し進めるレノボの「ThinkVision」
-
WalkMeが2023年のデジタルアダプションアワードを発表。「えきねっと」におけるUX向上事例など、ユーザー間でノウハウを共有するイベントを開催
-
-
Lenovo Tech World Japan 2023 特別対談「レノボ×マイクロソフト」が語る生成AI活用の“現在地”と“近未来”
-
-
-
あらゆるユーザーにAI活用を!「Lenovo Tech World Japan」で提示される企業コンピューティングの近未来像とは?
-
-
-
-
-
-
-