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ISID、マイクロソフトのビジネス価値計画サービス(BVPS)で支援プログラムの提供開始

2009年8月21日(金)IT Leaders編集部

電通国際情報サービス(ISID)は2009年8月20日、マイクロソフトが実施する「ビジネス価値計画サービス」のサービス提供パートナーとして、検索エンジン「FAST ESP」の導入支援、SAPデータの「見える化」支援などのプログラム提供を開始すると発表した。

「ビジネス価値計画サービス」(Business Value Planning Service、以下BVPS)は、マイクロソフト製品のユーザー企業を対象に、同社Office system製品の機能を最大限に活用し、業務効率や社員の生産性を高めるための支援を行うコンサルティングサービスプログラム。ユーザー企業は、同社製品のボリュームライセンスプログラムにおいて提供される特典を利用して、BVPSパートナーが提供するプログラムの中から、自社のニーズに適したサービスを無償で受けることができる。

ISIDはマーケティングソリューション分野において、電通グループとして高度化が進む企業のデジタルマーケティング対応を支援しており、2008年12月にはMicrosoft Corporationの100% 子会社であるファストサーチ & トランスファが提供する、エンタープライズ向け検索エンジン「FAST ESP」の販売を開始している。

また、ERPソリューション分野では、基幹業務パッケージソフトウェア「SAP ERP」の導入コンサルティング事業を1995年から手がけてきた実績をもとに、SAPデータをノンプログラミングで抽出し、マイクロソフトのデータベース製品「SQL Server」の機能を活用してデータを「見える化」するソリューション「BusinessSPECTRE」を提供している。

同社は今回、それらの製品をすでに導入済み、あるいは導入を検討している企業向けに、各企業の実データを用いた現状分析やプロトタイプレポート作成などのコンサルティングサービスを実施し、製品のより戦略的・効果的な活用計画や、導入計画の立案を支援していくとのこと。プログラムは以下の3つが用意されている。

1.FAST ESP 有用性検証(PoC:Proof of Concept)サービス
企業内情報共有のためのエンタープライズ向け検索エンジン「FAST ESP」の導入効果を検証できるサービス。企業内の実データを使用して実際にFAST ESPを動かし、有用性を検証する。さらに検証結果を踏まえ、FAST ESPの導入展開計画を策定する。

2.SAPデータの「見える化」検討支援サービス
「SQL Server」のBI(Business Intelligence)機能を活用して、SAPシステム内の膨大な経営情報を「見える化」するソリューションの導入効果を確認できるサービス。企業内の実データをもとに、現状分析から課題抽出、プロトタイプレポート作成まで、一連の作業を3日間で実施する。各企業は、BIの導入効果を自社のデータで確認可能。

3.FAST ESP情報共有BIポータル構築支援サービス
FAST ESPとSAPデータの「見える化」を組み合わせ、経営情報と企業内の他の情報を関連付けて一元表示する、情報共有BIポータルの構築を支援するサービス。現状分析からの課題抽出に加え、各企業のニーズに応じた情報共有BIポータルの導入展開計画の策定を行う。

同社では今後さらに、提供プログラムの内容充実や拡充を図っていく。


電通国際情報サービス(ISID)
http://www.isid.co.jp/
 

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