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NEC、「WebSAM SigmaSystemCenter 2.1 Update2」を提供、VMの最適配置で物理サーバーの負荷集中を回避

2009年10月14日(水)IT Leaders編集部

NECは2009年8月24日、運用管理ソフトの新版「WebSAM Sigma System Center 2.1 Update2」を発売した。混在する仮想/物理環境を一元管理し、複雑な業務システムの効率的な運用を支援する。

新版では主に仮想環境の管理機能を強化した。具体的には、仮想マシンを任意の物理サーバー上で稼働できるようにした。仮想環境の負荷状態に応じて仮想マシンを自動的に他のサーバーへ移動する「仮想マシン最適配置」機能を強化。指定した仮想マシンを特定のサーバーと結び付けられる。

例えば、重要な業務を担う2つの仮想マシンが、同一の物理サーバー上で稼働しないように設定できる。これにより、物理サーバーの障害時に両者が同時に停止するのを回避する。負荷が高いサーバー仮想化ソフトを検出し、自動で仮想マシンを他の負荷の低いサーバー仮想化ソフト上へライブマイグレーションすることも可能。最適な負荷分散により、仮想マシンや物理サーバーのリソースを効率的に活用できる。

仮想マシンの起動時間を短縮できる機能も備える。いくつかのサーバー仮想化ソフト上で複数の仮想マシンを起動する場合、同時に仮想マシンを起動すると負荷が大きくなってしまう。そこで、同時に起動する仮想マシンを制限し、一定間隔で仮想マシンを順次起動していくことで負荷を削減。全体的な仮想マシンの起動時間を短縮する。

価格は42万円から。なお、Web SAM SigmaSystemCenterシリーズ全体の価格体系を大幅に見直し、従来に比べて価格を最大約70%引き下げた。これまで仮想マシンごとにライセンスが必要だったが、物理サーバーに実装するプロセサ数ごとの価格体系を追加。これにより価格を引き下げている。

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