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2009年10月20日(火)IT Leaders編集部

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　 アクセラテクノロジの「Accela BizSearch R4」に備わる特徴は2つ。1つは「ドリルダウンサーチ」と呼ぶ検索機能。これは、商品をジャンルごとに分類し、クリックしていくだけで商品を絞り込める機能である。例えば、ワインを探している場合、赤か白か、フランス産かチリ産かといった商品のジャンルを表示する。ユーザーは、ジャンルを絞り込んでいくことで目的の商品を選び出せる。

　すでにこうした機能を備えるECサイトは多く、同様の検索エンジンを提供するベンダーもある。競合製品の多くが、商品のジャンルをデータベースから取得するのに対し、R4では、HTMLの属性から必要なジャンルを抽出する。これにより、データベースからCSVやXMLファイルを出力する手間や、データベースに関する知識を必要とせずに容易に利用できる。

　もう1つの特徴は64bitのプロセサに対応した点である。「32bitのプロセサに対応する従来製品（Accela BizSearch V3）では、8つに分けて管理していたインデックスファイルを1つに集約できる。大量の商品を取り扱うECサイトでも高速に検索結果を得られる」（アクセラテクノロジ 代表取締役社長 進藤達也氏）という。マルチコアプロセサにも対応し、「一時的にアクセスが集中するときでも、プロセサの性能を生かすことで検索速度の低下を最小限に抑えられる」（同氏）。

　価格は2100万円から。なお、ASPでドリルダウンサーチ機能を提供する「Accela BizSearch ASP ドリルダウンナビ」も合わせて発表した。月額使用料は7万3500円から。