F5ネットワークスジャパンは、アプリケーショントラフィック管理システム「BIG-IP」シリーズのラインナップに、アプリケーション配信サービスの新しいハードウェアプラットフォーム製品「BIG-IP 3900」を追加し、2009年10月5日より販売開始することを発表した。
発表によるBIG-IP 3900の主な特徴は以下のとおり。
- トラフィック管理、Webアプリケーションセキュリティ、アプリケーション高速化の各機能を単一デバイス上に統合し、プラットフォーム導入による多様な選択肢を顧客に提供する。
- 同社のアプリケーション配信コントローラとして初めて、1U(ワンラックユニット)の筐体で複数の製品モジュールに対応。「BIG-IP Local Traffic Manager」、「Global Traffic Manager」、「Application Security Manager」、「WebAccelerator」および「Link Controller」の各モジュールをサポートしている。
- デバイスに複数のソフトウェアモジュールを追加できるため、アプリケーション配信インフラを、ビジネスニーズに応じて効率的に設定可能。また、異なるアプリケーションサービスを一元化し、アプリケーション配信インフラを統合できる。
- アプリケーション配信におけるトラフィック管理、セキュリティ、最適化サービスの統合が可能。
- クアッドコアプロセッサを搭載しており、同社のクラスタ・マルチ・プロセッシング(CMP)テクノロジーを活用することで、中規模エンタープライズに対しリソースの利用効率が高いアプリケーション配信と統合ソリューション、パフォーマンスを提供可能。
- RAMキャッシュ、IPv6ゲートウェイ、レートシェーピング、SSLオフロード、圧縮機能を標準搭載。
こうした一連の機能により、アプリケーションパフォーマンスの向上とサーバーの負荷軽減が可能となり、可用性と拡張性の向上を支援できるとしている。
BIG-IP製品ラインナップ
http://www.f5networks.co.jp/product/bigip/index.html
BIG-IPソフトウェア・モジュールについて
http://www.f5networks.co.jp/product/bigip/module/index.html
F5ネットワークス
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F5ネットワークスジャパン
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