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仮想化したシステムのリソース有効利用を支援するキャパシティ管理ソフト「VMware vCenter CapacityIQ」

2009年12月28日(月)IT Leaders編集部

仮想化ソフト大手のヴイエムウェアは2009年10月20日、システムリソースの有効利用を支援するキャパシティ管理ソフト「VMware vCenter CapacityIQ」の販売を始めた。仮想マシンのリソース使用状況を基に、同社製ソフトで仮想化したシステムのキャパシティプランニング(容量計画)を最適化できる。

CapacityIQはシステムのリソース使用パターンを分析し、リソースが過度に割り当てられた仮想マシンのリストを自動生成する。システム管理者は、このリストの中からアイドル状態や休止中の仮想マシンを特定。仮想マシンのサイジングを変更したり運用を終了したりして、未使用のリソースを解放・再配分できる。ただし、解放・再配分の作業を自動化する機能は備えていない。

CapacityIQは仮想化したシステムの稼働状況を動的に把握して、将来のリソース需要を予測する機能も備えている。サービスレベルを維持するのに必要なリソース容量が前もって分かるので、容量不足によるシステム性能の低下を回避しやすくなる。

What-If分析によってシステムのリスクをモデル化する機能もある。リソースの追加やアプリケーションの更新、サーバー障害の影響範囲を事前にモデル化し、業務停止などのリスク対策を立案するのに役立てられる。

市場予想価格は1プロセサ当たり12万4000円。

vCenter CapacityIQのダッシュボード画面
vCenter CapacityIQのダッシュボード画面
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仮想化したシステムのリソース有効利用を支援するキャパシティ管理ソフト「VMware vCenter CapacityIQ」仮想化ソフト大手のヴイエムウェアは2009年10月20日、システムリソースの有効利用を支援するキャパシティ管理ソフト「VMware vCenter CapacityIQ」の販売を始めた。仮想マシンのリソース使用状況を基に、同社製ソフトで仮想化したシステムのキャパシティプランニング(容量計画)を最適化できる。

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