インフォテリアは2009年12月21日、保守サポート料のキャッシュバック制度を開始した。企業向けソフト分野では、他に例がなく注目される。
インフォテリアが始めたのは「保守割」と呼ぶ保守サポートのポイント制度。EAI/ETLツール「ASTERIA WARP」やマスターデータ管理ツール「ASTERIA MDM One」など、同社の各種ソフトウェア製品の保守サポート契約を結ぶユーザー企業に対し、保守サポート料の最大5%に相当するポイントを発行。1ポイント1円に換算してキャッシュバックする。
ポイントの発行率は1年目が3%、2年目が4%、3年目が5%。有効期間は保守サポート開始日から3年間。保守サポート契約を3年間継続した場合、年間保守サポート料の最大12%の金額が還元される計算だ。ポイントは、インフォテリアが提供する製品トレーニング講座の受講料としても利用できる。
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