大塚商会とKDDIは2010年1月18日、中堅中小企業向けプライベートクラウドの提供に関して連携することを発表した。連携により大塚商会は、KDDIの基盤を利用した新サービスの販売を開始し、2010年5月31日より提供開始する。顧客のITシステムやネットワーク管理を総合的に支援する「たよれーるマネージドネットワークサービス(仮称)」の最初のサービスとして提供される予定。
「たよれーるマネージドネットワークサービス(仮称)」では、顧客と大塚商会のデータセンター(統合監視センター)を閉域網で接続。それにより、従業員が10人という小規模の企業でも、1000人の企業と同レベルのセキュリティとITシステムの構築運用を提供する。「統合監視センター」では、顧客が所有している機器やアプリケーションおよびシステムの運用、管理を行う。
従来の広域イーサネットやIP-VPN型サービスとは異なり、「広域仮想スイッチ」という新しい概念を導入したKDDIの新型ネットワークサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch(KDDI WVS)」をネットワーク・プラットフォームとして採用。大塚商会は顧客にインターネット接続などのインフラ環境を提供するとともに、ASPや運用監視などの各種サービスを提供していく。
月額料金は、1万9,800円(税別)からで、基本メニューは以下のとおり。
- インターネット接続(回線・プロバイダ・ファイアウォール・ウイルス検知サービス)
- 複数拠点間の接続
- 閉域網で利用可能なファイルキャビネット(10GB)
また、以下のようなオプションメニューの提供が予定されている。
- Webフィルタリング
- 電子メールサービスなど:アルファメール プレミア
- グループウェア:アルファオフィス ギガタイプ/メガタイプ
- ASP:運用・監視サービス、企業のCO2排出削減を支援する各種環境サービスなど(順次リリース予定)
同サービスで初年度1,500社への販売を目指す。
たよれーるマネージドネットワークサービス
http://www.otsuka-shokai.co.jp/products/tayoreru/mns/
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