日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は2010年1月21日、ブレードサーバー「IBM BladeCenter」向けの拡張ボード「IBM BladeCenter Virtual Fabricアダプター」を発表した。ネットワークの仮想化を可能にする同製品により、1本のイーサーネットケーブルを100Mbpsから10Gbpsまでの帯域に対応させながら最大4つのネットワークに接続できるようになる。価格は9万2,400円(税込み)。同日より販売開始し、2月3日から出荷する。
同製品を、インターネットへのデータ転送とストレージへのデータ転送を1本のケーブルで行えるようにするスイッチ製品「BNT 10ポート10Gbイーサネット・スイッチ・モジュールfor IBM BladeCenter」と共にIBM BladeCenterに搭載することで、1ポートあたり最大4つ、1製品あたり最大8つのネットワークに接続可能となる。
100Mbpsから10Gbpsまでの帯域に対応できるため、仮想化サーバー上の各アプリケーションは1つのネットワーク回線を共有しながら、利用率に合わせて配分された帯域を使用できる。ネットワークの仮想化をソフトウェアでなくハードウェアで実現しており、仮想化用OSに依存することなく、仮想化ネットワーク環境を構築可能。
発表によれば、ケーブルやアダプタ、スイッチなどのネットワーク部品数を最大で75%削減できることから、システムの消費電力が削減されるほか、運用・管理費用も削減可能となる。同製品により8つのネットワーク接続を利用する場合、IBMの試算では、消費電力を従来より約1割、削減できるとのこと。
-
-
-
-
Gemini搭載でGoogle CloudのAIプラットフォーム「Vertex AI」が大幅アップデート。企業の生成AI活用に不可欠なデータマネジメントとは
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
大型化、狭額縁化だけじゃないモニターの進化! “機能”と“信頼性”を両輪に差別化を推し進めるレノボの「ThinkVision」
-
WalkMeが2023年のデジタルアダプションアワードを発表。「えきねっと」におけるUX向上事例など、ユーザー間でノウハウを共有するイベントを開催
-
-
Lenovo Tech World Japan 2023 特別対談「レノボ×マイクロソフト」が語る生成AI活用の“現在地”と“近未来”
-
-
-
あらゆるユーザーにAI活用を!「Lenovo Tech World Japan」で提示される企業コンピューティングの近未来像とは?
-
-
-
-
-
-
-