NECは2009年12月16日、運用管理ソフト「WebSAM Ver.8」の新ラインナップを発表した。クラウドを運用するデータセンター向けに、監視機能の強化や管理対象機器を拡充した製品を用意。クラウドの品質維持や運用の効率化を支援する。
新たに提供開始する製品は大きく3つ。「WebSAM MCOperations Ver3.5 Invariant Analyzer Option for Windows」は、システムの性能情報をリアルタイムで収集、分析し、障害として発見しにくいサイレント障害を早期に検知する。
「WebSAM AssetSuite Ver3.1」はエージェントレスでサーバーの構成情報を自動収集する資産管理ソフト。ソフトの配布やパッチを適用する機器を、WindowsのほかUNIXとLinuxも新たに対象とした。
「WebSAM Application Navigator」はデータベースやアプリケーションサーバーなどの稼働状況を監視するソフト。「SAP Netweaver」とDNS/メールサーバーの性能を監視する2モデルを追加した。
価格(税別)はMC Operationsが172万5600円など。 (折川)